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文化農場記

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2011/07/05 Tue  18:28:29 » E d i t

 » 妄想読書部:8月予告!持ち寄り「私のゲンパツ本」 

 暑い夏には極辛カレーで行こう!みなさん何らかのゲンパツ本(雑誌掲載文含む)を手にされたのでは。
 次回は持ち寄り版で行います。今から本探しももちろんOK。
 日程は近日調整、お知らせします。8月上旬かな。 
 
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2011/07/05 Tue  18:25:30 » E d i t

 » ウメサオタダオ「情報の文明学」を読む 

なんというヒトだろう。50年前にこんな予想をしていたとは。昨年亡くなられた知の巨人「ウメサオタダオ」の展覧会の展示企画を担当されたキタムラアキラさんをナビゲーターに「情報の文明学」を読むという贅沢な会になりました。まずは展覧会を巡る話を少々。
「忘れるために記録する」と言われていた記録魔。その積層され、整理が行き届いた情報があったために、準備が短期間だったにもかかわらずサクサクと企画から展示作業ができたこと。展示空間は明快・簡潔で誰でも理解できる言葉で表現された思想の森を探検するイメージで構成されているとか。
 
 京大式カードによる記録/整理は、情報を「他者も共有・共用する」ことを念頭に置かれていたこと、自分の行為を客観視し、自分の位置を確認するためでもあったという。生涯にわたって続けられたこのシステムは、「回り道を恐れないポジティブな発想」の土壌を作っていたのでは。
さて本題の情報の文明学。ウメサオさんの情報に対する解釈、態度で特に参加者の共感を呼んだのは、
情報を「こんにゃく」「お布施」「ふりかけ」でとらえていること。特に「自分の納得で価値を決める情報お布施説」や「情報は受け手自身が欲しいものを引き出すもの」、CPUについて触れていないのは、意図的だったかどうか分からないが、今でも古さを感じさせないポイントになっている。他者の資料より自分の体験から世界を理解したウメサオさん、視力を失った後で、何でもネット検索でコト済ます現代をどのように見ていたか、反論したか聞いてみたかったなあ。
 また「アマチュア思想家宣言」に見るように、“市民には知的センスがあるはず“との思いを民博の展示にも反映し構造展示にしたこと、自身の研究対象に「ヒエラルキーのない群れ」を選んだことにもつながっているが、ここには「みんなのため」が「クリエイティビティの弱さ」にも通じるのでは、などのコメントも。いずれにしても一人でこんなに広く大きい世界を見通した巨人は、当面でないだろうな、残念だけど。(はしもと)
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