文化農場記

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2009/07/16 Thu  12:58:42 » E d i t

 » 音楽から読み解く1Q84読書会 

「読書会」ってなんだか懐かしくていいな。こんな時代だからこそゆっくり本を読んで話しがしたい、と思い声かけしたら賛同者多々あり。企画者特権で1回目は「1Q84」でスタート。1Q84に登場する音楽(ほぼ全てをカバー!)を聞きながら、縦横無尽にハルキを語るというとってもデラックス!な読書会になりました。

集まったHARUKI LOVERは、主人公の天吾と同年齢の編集者からハルキ作品は全部読んだという30代のK市の公務員、ハルキと同窓生の60代のランドスケープデザイナーなど世代も仕事も多種多様な面々8名。

今日のナビゲーターは新聞記者でクラシック音楽を専門にしているSさん。マイコレクションから1Q84に登場する音楽と、「1Q84の音楽~ヤナーチェックとバッハを中心に」の資料をバッチリ用意していただいての幕開け。これがまた凄くて、内容濃厚でありながらわかりやすい解説。さすが、さすがです。

ハルキの作品には今までも多々音楽との関係が登場してきますが、実際に聞いているものは少なく何となくのイメージで読んでいたのが、具体的に聴きその意味を知るのと知らないのではこんなに違うんだと改めて実感。ヤナーチェックをはじめ、音楽家の生きた時代や出身地の風土の解説も含めて聴くと、違った風景として小説が立ち上がってきてもう一度読んでみようという気になる。

「音楽から読む」を入り口に、参加者それぞれのハルキ体験告白。ハルキの小説は17歳体験から脱していない、つまるところエンターテイメントだ説あり、リトルピープルと大衆論、パシヴァ、レシヴァを歴史と個人の問題に読み解く説有り。ふかえりと平家物語の関係、ハルキ小説のシステム論あり。
BOOK1とBOOK2のタイトル時間と章の中にでてくる時間のズレの発見など、それぞれの読み方のポイントの違いに唸ることばかり。とてもとても紹介しきれない豊富な話題に沸き立った時間でした。

最後に、MACの発売が1984年であることに気づき、見つけてきた当時のアップルのCMや映画「1984」のリーフレット(ナンと保存のいいこと!)を見たりでまた盛り上がり。
話し尽きない夜となりました。

翌日、妄想農場読書部つくろうよとの提案も来て嬉しい限り。これは早速呼びかけることにしよう。こんな場が生まれることがまさに文化農場の願いだから。
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この記事へのコメント
本の内容に対する感想や作者の意図などの議論が一般的な読書会にありがちな形?とするならば、音楽を徹底的に切り口にした今回の視点は、とても楽しかった。

同じ日、NHKクローズアップ現代で村上春樹を取りあげていた。
(録画再生)村上氏が何故1Q84を書くに至ったか人物像を追いかける形の番組。
1Q84に登場する音楽と小説との関連は一切語られなかった。(シンフォニエッタをBGMに使っていただけ)
この奥の深さ、今回の参加者だけで共有するのは贅沢だと感じるほど、今回、本の読み方の広がりを感じた読書会であることは間違いありません。





2009/07/16 Thu 19:20:58
URL | R.Kobayashi #- Edit 
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